サービス紹介動画とは?制作するメリットや手順、成功事例7選を徹底解説!
「企業のサービスを効果的に伝えたい、でも従来の紙媒体では限界がある」
そんな課題を解決するのがサービス紹介動画です。
アニメーションやインタラクティブな要素を活用し、サービスを魅力的に見せることができます。
本記事では、サービス紹介動画の特徴やメリット、制作のコツ、実際の成功事例まで詳しく解説しました。
製品やサービスのプロモーションでお悩みの方は、ぜひ参考になさってください。
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サービス紹介動画とは?
サービス紹介動画は、サービスを紹介すること目的とした動画です。
SNS広告での商品をアピール、企業サイトのトップページへの掲載、展示会でのデジタルブースとしての活用など、広いシーンで活用されています。
サービス動画を使用することで、アニメーションやインタラクティブなコンテンツを活用し、無形商品であってもサービスのイメージを伝えられるのが特徴です。
動画によって視覚や聴覚に対し刺激を与えると、様々な方向性から商品購買意欲を促進できます。
サービス紹介動画の種類
サービス紹介動画には大きく2種類あります。
- BtoB
- BtoC
BtoBでは、ビジネスや商業的なサービスの紹介をするために動画を制作します。
たとえば、サービスの概要を示すために、円グラフや表でわかりやすく作成するケースがあります。
次に、BtoCの動画は情報の網羅性よりも、ユーザーがそのサービスを使ったときの想像ができる状態を重視する傾向にあります。
たとえば、メルカリの紹介動画では、華やかかつミニマルな印象を使って、コーポレートカラーを押し出し、ユーザーがサービスを活用した後の状況をイメージできるように仕上げています。
つまり、BtoBとBtoCのどちらの動画を制作するかでコンテンツのイメージが大きく変わるため、事前にどの層に届ける動画なのかをチェックしておきましょう。
AVII IMAGEWORKSが制作したサービス紹介動画の事例7選
ここでは、AVII IMAGEWORKSが制作したサービス紹介動画の事例を7つ紹介します。
株式会社ダイワコーポレーションの会社紹介動画
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に物流倉庫を展開するダイワコーポレーション様の会社紹介動画です。
この動画では、スタビライザーやドローンを活用した滑らかな映像で、広大な倉庫内外の様子を効果的に伝えています。
また、同社のコーポレートカラーであるブルーを基調としたモーショングラフィックスや、敷地面積・延床面積・天井高などの情報を視覚的に表現するためにVFXを使用し、視聴者に分かりやすく訴求しました。
新倉庫の魅力を視覚的に伝え、視聴者の理解と興味を引き出しています。
株式会社日海プラント機工の企業プロモーション動画
創業から50年以上にわたり、ものづくり企業のパートナーとして活躍する日海プラント機工様の事例です。
「あなたが視ている世界99.9% +視えない世界0.1%」というコピーのもと、動画では、シネマティックな映像表現とカラーグレーディングを駆使し、視聴者の興味を引きつける構成としました。
スタビライザーやドローンを活用した滑らかな映像で、広大な作業現場の様子を効果的に伝えています。
また、モーショングラフィックスやVFXを使用し、企業の専門的な作業内容や技術力を視覚的に表現しました。
中田エンヂニアリング株式会社の展示会用会社紹介動画
中田エンヂニアリング様は、ゴム製造機械の設計・製作を手掛け、世界約31カ国、数百社と取引を行う創業108年の老舗メーカーです。
展示会での効果的なPRを目的として、AVII IMAGEWORKSに会社紹介動画と展示パネルの制作を依頼してくださりました。
この動画は、撮影を行わず、提供された写真素材とモーショングラフィックスのみで構成されています。
エフェクトを多用し、視聴者が最後まで飽きずに視聴できるよう工夫しました。
このような制作手法により、限られた素材でも効果的な動画を作成し、展示会での企業PRに成功しています。
カルナバイオサイエンス株式会社の製品紹介動画
カルナバイオサイエンス様は、革新的医薬品の研究開発を手がけている会社です。
新しい機器の導入に伴い、業界内の不安を解消し顧客に安心感を提供するため、AVII IMAGEWORKSに製品紹介動画の制作を依頼してくださりました。
この動画では、提供された新機器のプロモーション映像と一貫性を持たせつつ、さらに品質を高めるため構成を絵コンテで詳細に計画しました。
撮影はカルナバイオサイエンスの研究室内で行われ、グリーンバックを使用して背景に新機器の映像を組み合わせるなど、視覚的な工夫が施されています。
また、モーショングラフィックスを活用し、解説ナレーションの内容を視覚的に理解しやすく表現しました。
BONX WORKのチュートリアル動画
BONX様は、常時接続型の音声コミュニケーションツール「BONX WORK」を提供しています。
AVII IMAGEWORKSは、「BONX WORK」の認知度向上と理解促進を目的として、2本の動画を制作しました。
1本目は短尺版で、視聴者に「BONX WORK」とは何かを興味を持ってもらうことを狙い、2本目は長尺版で、サービスの詳細を深く理解してもらう構成です。
これらの動画は、2Dのモーショングラフィックスと3DCGを組み合わせ、新しいサービスのコンセプトを視覚的に表現しています。
2020年12月から広告運用を開始し、短期間で4万~5万人の視聴者を獲得するなど、高い効果を上げました。
株式会社竹村商会のサービス紹介動画
竹村商会様は、トラック用LEDの開発・販売を手掛けており、楽天やAmazon、自社サイトでの販売を行っています。
これまでの制作物に限界を感じ、ブランド強化とブランディングの向上を目指して、AVII IMAGEWORKSにサービス紹介動画の制作を依頼してくださりました。
弊社では、竹村商会のブランドをさらに強化し、飛躍させるために、コンテンツのクオリティとブランディングの強化が必要だと判断し同社に提案を行いました。
その結果、自社サイトの販売売上が1.5倍に増加し、楽天やAmazonでも販売数が顕著に伸びる結果につながっています。
帝人ナカシマメディカル株式会社のサービス紹介動画
帝人ナカシマメディカル様は、人工関節や骨接合材料、脊椎などの医療機器の開発・製造・販売を行っています。
AVII IMAGEWORKSでは、同社の製品製造工程を紹介する動画を制作しました。
この動画では、厳重な施設内での精密な製造プロセスや、社員の真剣な姿勢、熟練の技術を映し出しています。
視聴者は、製品がどのように作られ、どのような品質管理が行われているかを把握可能です。
これにより、技術力や信頼性を効果的に伝え、視聴者の理解と共感を得ることに成功しています。
サービス紹介動画を制作するメリット
サービス紹介動画を制作するメリットは、以下の通りです。
- 画像・文章よりも伝わりやすい
- サービスのイメージが伝わりやすい
- 記憶に残りやすい
- 様々なシーンで有効活用できる
それぞれ詳しく解説します。
画像・文章よりも伝わりやすい
1つ目のメリットは、画像・文章よりも情報が伝わりやすいことです。
動画は動的なコンテンツのため、視覚的な刺激を与えつつサービスの情報を魅力的に伝えられます。
事実、米国のForrester Research社のJames L. McQuivey博士が行った研究によると、1分間の動画から得られる情報量は、文字に換算すると180万語にも及ぶとのことです(※)。
※:参照:Is 1 Minute of Video Really Worth 1.8 Million Words? | Bold Content Video Production
そのため、サービス動画をうまく取り入れることで、テキストコンテンツでは伝えることに時間がかかる情報を短時間で伝えられます。
サービスのイメージが伝わりやすい
2つ目のメリットは、サービスのイメージが伝わりやすいことです。
前述したように、サービスは無形商材であり、資料だけだと、読み込んだとしても内容が伝わらないことが多いもの。
しかし、アニメーションなどを用いた紹介動画を使用して情報を視覚的に伝えると、ユーザーはメリットや特徴をきちんと伝えられます。
複雑な内容のサービスを扱っている場合にも、紹介動画を取り入れるのが良いでしょう。
記憶に残りやすい
3つ目のメリットは、視聴者の記憶に残りやすいことです。
アメリカ国立訓練研究所が提唱する「ラーニングピラミッド」はコンテンツのフォーマットごとに学習の定着率を序列化したものです。
ラーニングピラミッドでは、テキストコンテンツ(Reading)の定着率が10%、動画コンテンツ(Audio-Visual)の定着率が20%と、動画の方が2倍ユーザーの記憶に定着しやすいと言われています。
そのため、記憶に残るコンテンツを制作したい場合は、動画を活用するのがおすすめです。
様々なシーンで有効活用できる
4つ目のメリットは、様々なシーンで有効活用できることです。
サービス動画は以下のように様々な媒体で活用できます。
- Webサイト
- LP
- アプリストア
- 動画広告
- SNS
- イベント
一度制作した動画が長期的に効果を発揮していくため、制作しておいて損はないでしょう。
サービス紹介動画を作る際のコツ
サービス紹介動画を作る際のコツは、以下の3つです。
- 消費者目線で動画を制作する
- 読者の興味を刺激するコンテンツに仕上げる
- 購買行動を意識して制作する
それぞれ詳しく解説します。
消費者目線で動画を制作する
サービス紹介動画を効果的に作るには、消費者の視点に立つことが重要です。
たとえば、サービスの機能を並べるだけでなく「このサービスを使うとどんな体験ができるのか」を具体的に示すことで、視聴者の共感を得られます。
サービスを使用している様子や、使用前後の変化を映像で表現する手法が効果的です。
また、ターゲット層に近い出演者を起用し、実際の使用感を伝えることで、視聴者の購買意欲を高められるでしょう。
特に動画の冒頭15秒は視聴者の興味を引くことが重要です。
読者の興味を刺激するコンテンツに仕上げる
視聴者の興味を引くサービス紹介動画には、明確な問題提起とその解決策の提示が不可欠です。
たとえば、企業が抱える一般的な課題を冒頭で示し「このような悩みはありませんか?」と共感を生む展開が効果的です。
サービスの特徴を一方的に説明するのではなく、導入企業の成功体験をストーリー仕立てで紹介する手法が効果的とされています。
具体的な数値やビフォーアフターを交えることで、サービスの価値が明確に伝わるでしょう。
さらに、視聴者が最後まで集中できるよう、1つのポイントを30秒程度で区切り、BGMやテロップでメリハリをつけることも重要です。
購買行動を意識して制作する
サービス導入の決定権を持つ層の購買行動を理解し、各段階に合わせた内容設計が重要です。
たとえば、意思決定者が「問題認識→情報検索→比較検討→決定」というプロセスを経ることを踏まえ、動画の展開を組み立てます。
最近のBtoBサービス動画では、導入による具体的なROIや、コスト削減効果などの数値を示すことで、意思決定を後押しする手法が効果的とされています。
また、費用対効果や運用負荷の軽減など、経営者視点でのメリットを強調することで、検討を促せるでしょう。
サービス紹介動画を制作する手順
サービス紹介動画を制作する際には、以下のような手順を踏みます。
工程 | 内容 | 期間 |
1. 企画立案 | ・ターゲット層の設定 ・伝えたいメッセージの整理 ・予算・スケジュールの確認 |
1-2週間 |
2. シナリオ作成 | ・構成案の作成 ・台本の執筆 ・ストーリーボードの制作 |
1-2週間 |
3. 撮影・素材準備 | ・ロケーション確保 ・出演者との調整 ・実際の撮影 |
1-2週間 |
4. 編集作業 | ・映像の粗編集 ・BGM ・ナレーション追加 ・テロップ ・エフェクト挿入 |
2-3週間 |
5. 確認・修正 | ・クライアントチェック ・修正対応 ・最終納品 |
1週間 |
そのため、合計制作期間は約6~10週間となります。
動画制作は各工程で細かな確認と調整が必要です。
特に企画立案とシナリオ作成の段階で、しっかりと方向性を固めることで、後工程での大幅な修正を防ぐことができます。
途中段階での確認も丁寧に行うことで、イメージ通りの仕上がりに近づけるでしょう。
動画制作にかかる費用の相場
動画制作の費用は、目的や内容、長さ、クオリティによって大きく変わります。
AVII IMAGEWORKSの場合、あくまでも目安ではありますが、以下のような費用で依頼いただけます。
項目 | 費用目安(税別) |
映像構成 | 150,000円~ |
絵コンテ | 150,000円~ |
映像撮影(陸・海・空) | 120,000円~ |
機材費用 | 150,000円~ |
実写編集 | 300,000円~ |
これらの費用は、動画の目的やクオリティ、依頼先によって異なるため注意してください。
まとめ
この記事では、サービス紹介動画について詳しく解説してきました。
サービス紹介動画は、企業のサービスを視覚的・聴覚的に伝える効果的なツールです。
主なメリットは、情報が伝わりやすい、サービスのイメージが明確になる、記憶に残りやすい、様々な媒体で活用できる点にあります。
制作の際は、消費者目線での構成、読者の興味を引く内容作り、購買行動を意識した展開とすることを心がけましょう。
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