お問い合わせいただいた当初のご依頼は、採用映像の制作業務のみでした。採用という社外の人達に自社の魅力を感じてもらう為には、まず今働いている人達の会社に対する想いとは何なのかを改めて話し合う場を設け、まずは「採用ブランディング」の設定に着手しました。
プロジェクトを進行する中で、社内の人達に対して「自社の魅力とはなにか?」「働く人の道筋はあるのか?」など今回の採用ブランディングが会社にとってのコーポレートブランディングに大きく関わるという議論に至り企業理念の設定から、採用ブランンディング、採用映像制作の業務を一貫して受託する運びとなりました。
営業という業種の中で、想いややりがいを持った人財を集めるには、「営業」という業種ではなく「働く人」自身の想いやビジョンにフォーカスを当てる必要があると考えました。綺麗事なしに、どんな気持ちで働いているのか?という部分を役員を含んだ社員様にヒアリングを行い、ある種会社の事を抜きにした、自分勝手な気持ちのまま、コンセプトを設定いたしました。結果として社員のこの気持ちが、会社を大きく飛躍させる内容であったのです。
#採用コンセプト
会社という一つの形を作っていく中で、どんな仕事の目標を持ち、どんな行動をしていくのか。社長や役員。さらに社員を含めたメンバーでヒアリングを重ねました。そこから大事なポイントをまとめました。
ここからMVVBサイクルにキーワードや内容を落とし込み自分たちのみている先と会社がみている先の未来から逆算して企業理念を選出いたしました。会社と社員、全てに置いて一致する指針になるように設定いたしました。
最後に全てが揃った段階で初めて、採用映像のクリエイティブ作成へと展開していきました。本来の受注した案件は採用映像の作成のみでしたが、このように会社自身の想いや思想が固まった上でのクリエイティブとただ制作だけを行ったクリエイティブでは、そのものの本質が変わってきます。今回¥んおご案件では、終始会社と会社の二人三脚での制作が出来、大きな意味のあるクリエイティブであったと感じております。