イベント動画
AVII IMAGEWORKS

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CATEGORIES : 動画制作
2025/01/25

イベント動画とは?種類やメリット、制作時のポイントを解説【制作事例あり】

イベント動画は、企業イベントの価値を効果的に伝える重要なマーケティングツールです。

しかし「具体的にどんな種類があるの?」「制作時のポイントは?」など、疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、イベント動画の基本から制作のポイントまで、具体例を交えながら分かりやすく解説します。

動画制作の初心者の方向けに解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

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イベント動画とは?

イベント動画とは、企業や団体が開催する様々なイベントを映像として記録・編集したコンテンツ、あるいはイベントで使用される動画コンテンツです。

会社説明会、セミナー、展示会、社内イベントなどの場面で活用され、その目的に応じて異なる撮影・編集手法が用いられます。

たとえば、新商品発表会の場合、製品の特徴やプレゼンターの説明を分かりやすく伝えるため、複数のカメラアングルや詳細なカット割りが必要になります。

一方、社内運動会などの場合は、参加者の自然な表情や会場の雰囲気を捉えることに重点を置きます。

また、完成した動画は、イベント記録としての保存だけでなく、次回イベントの告知やSNSでの情報発信、企業PRなど、幅広い用途で活用可能です。

近年は、オンライン配信との組み合わせにより、その活用範囲がさらに広がっています。

 

 

イベント動画の種類

イベント動画には主に以下6つの種類があります。

  • オープニングムービー
  • アタックムービー
  • エンディングムービー
  • ティザームービー
  • プロモーション動画
  • セミナー動画

それぞれ詳しく解説します。

オープニングムービー

オープニングムービーは、イベントの開始時に上映される1~3分程度の映像コンテンツです。

参加者の期待感を高め、イベントの世界観を印象的に伝える役割を持ちます。

たとえば、展示会のオープニングでは、出展企業の製品やサービスのハイライトシーンを、ダイナミックな音楽とともに上映します。

また、周年記念パーティーでは、会社の歴史や成長の軌跡を感動的な映像で表現することで、参加者の心に残るオープニングを演出できます。

アタックムービー

アタックムービーは、イベント中のプログラム切り替え時に使用する15~30秒程度の短編動画です。

次のプログラムへの期待感を高め、会場の雰囲気を維持する役割があります。

たとえば、表彰式では各賞の発表前にその賞の特徴や意義を伝える短い映像を流し、受賞者発表への期待を高めます。

また、新製品発表会では、次の製品紹介に移る前に製品の特徴を象徴的に表現した映像を挿入することで、プレゼンテーションに緩急をつけられるでしょう。

エンディングムービー

エンディングムービーは、イベントの締めくくりに上映する2~3分程度の映像コンテンツです。

イベント中のハイライトシーンや参加者の様子を編集し、流すことで、イベントの内容を記憶に残りやすくさせます。

たとえば、企業イベントでは、当日の参加者の笑顔や印象的な瞬間を、心温まる音楽とともに構成することが一般的です。

また、展示会では出展企業や来場者の声を織り交ぜながら、イベントの成果を振り返る内容にすることで、参加者全員で成功を分かち合えます。

ティザームービー

ティザームービーは、イベント開催前に公開する30秒~1分程度の予告映像です。

イベントの魅力を断片的に見せることで、参加者の期待感を高める効果があります。

ティザーには「焦らす」という意味があり、少しずつ情報を公開していくことで、ターゲットの興味関心を引き付けることが可能です。

プロモーション動画

プロモーション動画は、イベントの価値や魅力を伝えるために制作される2~3分程度の映像コンテンツです。

次回イベントの集客や企業ブランディングに活用されます。

たとえばセミナーイベントでは、講演者のハイライトシーンと参加者の反応を組み合わせ、イベントの学びや価値を表現することで、興味を持つきっかけを創出できるでしょう。

また、展示会では、出展企業の声や来場者の感想を交えると、ビジネスマッチングの場としての魅力を伝えられます。

セミナー動画

セミナー動画は、講演やワークショップの内容を収録・編集した教育用コンテンツです。

講師の解説や参加者との質疑応答を含め、セミナーの学びを映像として保存します。

たとえば、ビジネスセミナーでは、講師の表情やスライドの内容を適切なアングルで撮影し、重要なポイントをテロップで強調します。

また、オンライン配信では、講師の解説と資料を画面分割で表示することで、視聴者の理解を促進させられるでしょう。

 

 

イベント動画を制作するメリット

イベント動画を制作するメリットは5つあります。

  • イベントの概要が素早く伝えられる
  • プロモーションに活用できる
  • 紙媒体よりも多くの情報が伝わる
  • イベントのクオリティが上がる
  • 情報を拡散させやすい

 

それぞれ詳しく解説します。

イベントの概要が素早く伝えられる

イベント動画は、数時間から数日間におよぶイベントの内容を、数分程度の映像で効果的に伝えることができます。

特に経営層や関係者への報告時には、イベントの雰囲気や成果を視覚的に共有できる強力なツールとなります。

たとえば、以下のように活用可能です。

  • 3日間の展示会の様子を3分間のダイジェスト映像で共有
  • 講演のキーメッセージを1分間のハイライト映像で表現
  • 会場の盛り上がりやお客様の反応を30秒で作成
  • 商談会での成約数や商談件数をテロップで可視化

 

このように、イベント動画は長時間のイベントを短時間で理解できる形に変換し、効果的に情報を共有できます。

プロモーションに活用できる

イベント動画は、次回開催に向けた効果的なプロモーションツールとして活用できます。

過去の参加者の生き生きとした表情や、イベントならではの価値を映像で伝えることで、潜在的な参加者の興味を引き出せます。

たとえば、展示会では商談の成立シーンや出展企業の声を織り交ぜることで、ビジネスチャンスの場としての魅力を訴求可能です。

また、SNSでは印象的なシーンを15秒程度のショート動画に編集し、拡散性の高いコンテンツとして活用できるでしょう。

紙媒体よりも多くの情報が伝わる

イベント動画は、写真や文字だけでは伝えきれない臨場感や感動を効果的に伝えられます。

会場の空気感、参加者の表情、スピーカーの熱意など、動画ならではの豊かな情報量で視聴者の心に響苦でしょう。

例えば、会社の周年記念パーティーでは、社員の笑顔や歓声、感動的なスピーチの瞬間など、その場の雰囲気を臨場感とともに記録できます。

製品発表会では、製品の動きや機能を実際の使用シーンとともに分かりやすく表現可能です。

イベントのクオリティが上がる

イベント動画の活用は、イベント全体の質を大きく向上させる効果があります。

プロの映像クリエイターによる撮影・編集により、イベントの演出や進行がより洗練されたものになります。

たとえば、企業の表彰式では、受賞者の登壇時にその功績を紹介する映像を流すことで、より印象的な演出が可能です。

イベント動画はイベントの演出力を高め、参加者の満足度向上に貢献する重要な要素となっています。

情報を拡散させやすい

イベント動画は、SNSやウェブサイトで気軽にシェアできる特性を持つため、情報拡散に適したコンテンツです。

特に若年層を中心に、動画による情報共有が一般的になっています。

たとえば、ビジネスカンファレンスでは、基調講演のキーメッセージをダイジェスト動画として配信することで、業界内での認知度向上が期待できるでしょう。

 

 

イベント動画の制作で成功するためのポイント

イベント動画の制作では、以下のポイントを意識することで、成功を収めやすくなります。

  • 伝えるべきテーマやコンセプトを細かく設定する
  • アニメーションを活用する
  • 演出を入念に計画する
  • 顧客目線で動画を制作する
  • 短い尺でインパクトのある映像を作る

それぞれ詳しく解説します。

伝えるべきテーマやコンセプトを細かく設定する

イベント動画の制作では、伝えたい内容を明確に定めることが成功の鍵となります。

企画段階で目的やターゲット、伝えたいメッセージを具体的に設定することで、効果的な映像表現が可能となるでしょう。

たとえば、採用イベントの動画では、「若手が活躍できる環境」というテーマを設定し、社員の生き生きとした表情や具体的な成長ストーリーを映像化することで、ターゲットを新卒者に絞った情報を届けられます。

アニメーションを活用する

イベント動画にアニメーションを取り入れることで、複雑な情報も分かりやすく、印象的に伝えることができます。

データの推移や商品の特徴など、静止画では表現しづらい内容も、アニメーションによって表現可能です。

演出を入念に計画する

イベント動画の制作では、事前の演出計画が成功の重要な要素となります。

撮影当日の動きや照明、音響など、細部まで計画することで質の高い映像が実現できるでしょう。

演出計画の具体的なポイントは以下の通りです。

 

演出要素 計画を立てるべき内容 具体的なポイント
撮影ポジション カメラ配置の決定 ・メインカメラの定点位置
・サブカメラの移動範囲
・観客の動線確保
照明計画 光の演出設計 ・スポットライトの照射位置
・会場全体の明るさ調整
・登壇者への当て方
音響設定 音の設計 ・マイクの種類と設置場所
・BGMの選曲と音量
・効果音の使用タイミング

 

このように、事前の綿密な計画により、イベントの見どころを効果的に切り取り、印象的な映像として残すことができます。

顧客目線で動画を制作する

視聴者のニーズを理解し、その視点に立って動画を制作することが重要です。

制作側の伝えたいことだけでなく、視聴者が知りたい情報や興味を持つポイントを意識した構成が効果的でしょう。

たとえば、製品発表会では、機能の詳細な説明よりも、実際の使用シーンや顧客のメリットを中心に構成します。

また、展示会の記録では、出展企業の声だけでなく、来場者の率直な感想や実際の商談シーンを織り交ぜることが大切です。

短い尺でインパクトのある映像を作る

近年の視聴者は短い動画を好む傾向にあり、簡潔でインパクトのある映像制作が重要になっています。

冒頭で視聴者の興味を引き、必要な情報を効率的に伝えることが成功の鍵となるでしょう。

たとえば、イベントのダイジェスト動画では、オープニングに最も印象的なシーンを配置し、その後30秒程度で重要なポイントを凝縮して伝えます。

展示会の報告では、会場の活気や商談の成果など、ハイライトシーンを厳選して構成することが重要です。

AVII IMAGEWORKSのイベント動画制作事例

AVII IMAGEWORKSでは、ゴム製造機械の設計・製作を手掛ける老舗メーカー・中田エンヂニアリング様の展示会用映像を制作いたしました。

この動画の特徴は、撮影を行わず制作したこと。提供された写真素材とモーショングラフィックスのみで構成されています。

エフェクトを駆使することによって写真素材を活用し、最後まで飽きずに視聴できるよう工夫しました。

「撮影時間がない」「だけど多くの人の印象に残るような動画にしたい」というニーズにもお応えできますので、イベント用動画制作を検討中の方はお気軽にご相談ください。

>動画制作事例の詳細はこちら

 

 

 

イベント動画の制作でよくある質問

最後に、イベント動画の制作でよくある質問3つに回答します。

イベント動画はいつ制作するべき?

A:イベント開催の2~3ヶ月前から企画を開始し、開催1ヶ月前までに撮影計画を確定させることをおすすめします。

イベント動画の制作は、企画から完成まで複数の工程を経る必要があります。

特に大規模なイベントでは、撮影ポジションの確保や照明・音響との調整など、事前の準備が重要です。

準備期間を十分に確保することで、スムーズな制作が叶うでしょう。

ターゲットが広い場合はどの層にイベント動画を届けるべき?

A:最も影響力が大きく、情報発信力の高いコアターゲットに焦点を当てた動画制作をおすすめします。

イベント動画は、視聴者層によって求める情報や興味のポイントが大きく異なります。

そのため、全ての層に向けて一つの動画で対応しようとすると、メッセージが薄まり効果が低下する可能性もあるでしょう。

たとえば、展示会の場合、業界のオピニオンリーダーや主要取引先向けに専門的な内容の動画を制作し、その反応や共有を通じて他の層への波及効果を狙います。

ターゲット層ごとに異なるバージョンを用意することで、より効果的な情報発信が可能です。

イベント動画がないことによるリスクとは?

A:イベントの価値が適切に伝わらず、次回開催への集客や企業ブランドに影響を与える可能性があります。

イベント動画がない場合、以下のリスクが考えられます。

  • イベントの成果や価値を効果的に発信できない
  • 次回開催時の集客力が低下する
  • 参加者の声や反応を記録として残せない
  • 競合他社との差別化が難しくなる
  • SNSなどでの情報拡散機会を逃す

たとえば、展示会では商談の成立や来場者の満足度など、数値だけでは伝えきれない価値を映像で記録できないため、スポンサーや出展企業への報告が不十分になりがちです。

このように、イベント動画の不在は、短期的な記録の損失だけでなく、長期的なビジネス機会の損失にもつながる可能性があります。

 

 

まとめ

この記事では、イベント動画の種類やメリット、制作時のポイントなどについて詳しく解説してきました。

イベント動画制作の成功には、明確なテーマ設定、綿密な演出計画、顧客目線での制作アプローチが重要です。

クオリティが高く、ターゲットに響くイベント動画にしたい場合は、実績豊富な動画制作会社に依頼しましょう。

 

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