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CATEGORIES : 動画制作
2024/12/29

動画制作初心者必見!クレジット表記と著作権トラブル対策

動画制作を始めると「クレジット表記って何?」と疑問に思うことがあるでしょう。

クレジット表記のルールを正しく理解しないまま動画を制作してしまうと、せっかく作った動画の削除を求められたり、場合によってはダウンロードした素材の使用料を請求されたりするリスクもあります。

クレジット表記はクリエイターの権利を守り、素材を正しく活用するための重要なルールのため、表記ルールを守らなければなりません。

本記事では、動画制作初心者の方にもわかりやすいように、クレジット表記の基本から具体的な書き方、著作権トラブルの回避方法まで徹底的に解説していきます。

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動画制作におけるクレジット表記と著作権

まず最初に、クレジット表記とは何か、その必要性や著作権との関係、そしてクレジット表記が必要な事例を詳しく解説します。

クレジット表記とは?

YouTubeの動画制作におけるクレジット表記とは、動画内で使用した素材(たとえばBGMや画像、動画素材など)の出典・引用元あるいは作者名を載せることです。

特にYouTubeの場合は、動画内にテロップで引用元を表示するか、概要欄に書くことが一般的なので覚えておきましょう。

 

クレジット表記の必要性

クレジット表記は、自分以外の誰かが作ったものをルールに従って使っていることを証明するものです。

例えばYouTubeでは、著作権違反をしてしまうと、動画の削除や収益化停止といったペナルティを科されることがあります。

正しくクレジット表記をすることで、こうしたトラブルを防ぐことができるので必ず表記するようにしましょう。

 

 

クレジット表記と著作権の関係

クレジット表記は、自分が著作権侵害をしてしまわないためにも非常に重要です。

自分以外の誰かが作った作品を利用する時は、著作権法では「引用元を明示する」ことが条件となっています。

動画内で素材を使う場合も、同様のルールが適用されます。

正しく表記をしないと、著作権侵害と判断される可能性があるので注意が必要です。

また、著作権フリーの素材でも「クレジット表記が必要」と定められている場合があります。

たとえば、Creative Commons(CCライセンス)では、使用者に素材を作った人の名前を表記しなければなりません。

これを怠ると、ライセンス違反となりトラブルを招く恐れがあります。

動画内でクレジット表記をすることで、後から「無断使用」と訴えられるリスクを減らすことができるので、必ず利用規約を確認して、正しくクレジット表記をしましょう。

 

クレジット表記が必要になるコンテンツ

では実際に、どのようなものがクレジット表記が必要になるのでしょうか?

たとえば、フリー音源サイトからダウンロードしたBGMなどが挙げられ、具体的には「BGM提供:XXXの音楽工房」などと明記が必要です。

他にも同様に、画像素材や動画素材などはクレジット表記が必要になります。

 

動画制作・動画編集で気をつけるべき著作権侵害

動画制作や動画編集では、音楽や画像などの素材を使用する機会が多いですが、クレジット表記に関するルールを守らないと著作権侵害によって制裁を受けるかもしれません。

ここでは、クレジット表記や引用について気をつけるべきポイントを解説します。

 

クレジット表記をしないとどうなる?

クレジット表記をしていなくても、著作権侵害の訴えがなければすぐに罰せられるわけではありません。

これを難しい言葉で親告罪といいますが、権利者に大目に見てもらっているだけに過ぎないので、絶対に甘く考えないでください。

例えばYouTubeには、Content IDという著作権侵害を自動的に検知する機能があります。

権利者に訴えられなかったとしても、YouTube側から動画の削除や収益化の停止、アカウントの凍結といった制裁を受けるかもしれないので注意が必要です。

また、万が一訴えられた場合、高額な使用料を支払わなければいけないケースもあります。

 

 

クレジット表記が必要な場合

音楽、画像、映像など、自分以外の誰かが制作したものを利用する場合には、その制作者の名前やWebサイトのURLを表記しなければいけません。

さらに、フリー素材でも「クレジット表記が必須」とされている場合があります。

使い慣れたサイトや有名なフリー素材サイトでも、突然利用規約が更新されることもあるので、定期的に確認する癖をつけておくのがおすすめです。

 

引用の正しいやり方とポイント

引用は、自分の作品をより良いものにするためにとても役立ちます。正しい方法で積極的に活用しましょう。

大事なポイントは、引用する際にはどこから持ってきた情報なのかを明確することです。

具体的にいうと、本であれば書籍名や著者名、WebサイトであればURLを記載してください。

 

 

動画制作・動画編集で著作権侵害をしないための方法

ここからは、著作権侵害をしないためのより具体的な方法として、実際のクレジット表記の書き方や著作権フリーの素材について解説します。

YouTube動画におけるクレジット表記の具体例

 

具体的には下記のように記載してください。

 

書籍の場合

「〇〇(書籍名)」〇〇著/出版年 より

 

Webサイトの場合

「https://www.~~~(URL)」より

このような形式で掲載することで、引用元を明確にし、視聴者にわかりやすく伝わります

 

ちなみにTikTokでは、TikTok側がJASRACという権利団体に使用許可を取っているため、クレジット表記がなくても有名な音楽を使用することが可能です。

 

著作権フリーの素材を活用する

 

著作権侵害を防ぐための最も簡単な方法の一つが、著作権フリーの素材を活用することです。

これにより、クレジット表記をする手間なく、素材を安心して利用することができます。

著作権フリーの素材には3つの種類があります。

まず最初にあげられるのが、個人利用、商用利用問わず自由に使えるもの。

クレジット表記も不要で、YouTubeやブログなどでも自由に使うことができます。

次にあげられるのが、条件つきですが自由に使えるもの。

クレジット表記や商用利用しない(誰にも公開せず個人で楽しむ動画)など、特定の条件を満たしていれば自由に使うことができます。

最後に有料ライセンスといって、一度購入すれば自由に利用できるものです。

使用するにあたってお金がかかってしまうというデメリットはありますが、その分クオリティの高い素材が見つかりやすいでしょう。

 

 

おすすめの著作権フリーサイト

 

動画編集者である筆者が実際に使っているおすすめのフリー素材のサイトもご紹介したいと思います。

 

無料で使用できる素材サイト

無料で利用できる素材サイトには、「Pixabay」「イラストAC」「フキダシデザイン」「DOVA-SYNDROME」「効果音ラボ」などがあげられます。

これらは無料かつクレジット表記が不要のため、誰でも使いやすいでしょう。

ただし、利用規約は変わる可能性があるので、定期的に確認してから使うようにしてください。

 

有料で使用できる素材サイト

有料の素材サイトには、「Adobe Stock」「MotionElements」などがあげられます。

これらは有料ではありますが、サブスクリプション代を支払えば、クレジット表記をしなくても高品質な素材が使えます。

 

 

動画制作・動画編集で注意したい著作権トラブル

 

著作権トラブルは誰にでも起こる可能性があります。

正しい知識を持って、適切な対応を心がけてリスクを最小限に抑えましょう。

 

フリー素材でも必ずライセンスを確認する

繰り返しになりますが、著作権フリーと書いてあるサイトでも必ず利用規約を確認してください。

使用には条件がついていることが多く、知らずに使ってしまうと後々トラブルになる可能性があります。

また、利用規約が曖昧な場合は、利用を控えた方が良いかもしれません。

 

後から使用料を請求された事例も

業務の中で、フリー素材を使用していたら著作権侵害で訴えられてしまったという事件は実際に起きています。

「フリー素材サイトだから大丈夫」と安心せず、出典元はきちんと管理しておくと安心です。

 

あなたが著作権侵害を受けてしまった場合の対処法

場合によっては、あなたが著作権侵害の被害者になることもあります。

もし、自分の作品が無断使用していることに気づいたら、すぐに著作権侵害をしている証拠を集めて相手方に指摘するようにしましょう。

スクリーンショットや掲載されているリンクも証拠として有効です。

また、その際は弁護士や著作権に詳しい専門家に相談することをおすすめします。

 

 

まとめ

クレジット表記は、動画制作において著作権トラブルを防ぐ基本です。

特に動画制作・動画編集の初心者は、正しいルールを知ることで安心して制作を進められます。

ぜひ今回の内容を参考に、クレジット表記を意識して動画を制作しましょう。

また、動画制作のプロへの外注も検討中の方は、AVII IMAGEWORKSにご相談ください。

 

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