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2022/04/12

こんにちは!

今回は、「実写映像の種類について」ということで弊社が実際に案件でどのような撮影をするのか詳しくお伝えできればと思います。

映像を仕事にしていきたい、フリーで撮影を行いたいがどんな撮影をしたらよいかわからない。といった方向けに記事を書いています。

どんな撮影・種類があるの?

会社・学校インタビュー映像

まず一つ目は、会社・学校のインタビュー映像です!

会社や学校で働く方々の仕事内容や研究内容などをインタビューで聞き出しながら撮影し、その内容に合わせたインサート(実際に働いてるカットや研究している姿)を撮影していきます。私の主観ではありますが、この会社・学校インタビュー映像は制作している中でも多いジャンルとなっています。

 

<映像の長さ>
映像の尺は、映像によって異なりますが短すぎても長すぎても視聴者にとっては負担となるので、2~3分くらいが目安になるのではないかなと思います。

 

<撮影期間>
撮影の期間に関しては、基本的に1日2人が限界ではないかな?と感じます。クライアントの営業時間によっても変わりますが、午前・午後に1人ずつ行う方が時間に余裕も持てて、より良い作品を制作することができると思います。

 

<撮影機材>
撮影機材は、弊社では前回ご紹介した機材を基本的には使用しますが、6kや5kでインタビューを撮影してしまうと、データが重すぎてPCが動かなくなってしまう原因にもなりかねてしまいますので、フルHDあるいは4kくらいで撮影するのが良いかと思います!時にはドローンによる空撮を行うこともあります。

 

会社・学校紹介映像(オープンキャンパス用など)

次にご紹介するのは、会社や学校の紹介映像です!前述した映像とは違って、インタビューがなく、その会社の雰囲気や働く方々、会社が推している商品などをメインに撮影し、編集する映像です。

 

<映像の長さ>
インタビュー映像よりかは短くなるイメージがありますが、尺感はその時々によって変わります。尺が長ければ長いほど、撮影するフッテージの数は必然的に多くなるので調整が必要かと思います。

 

<撮影期間>
撮影期間ですが、基本的には1日撮影で終わることがほとんどかと思います。モデルさんやロケ地が変わる場合は、2日3日かかることもありますが、1日で終わることがほとんどです。

 

<撮影機材>
こちらはインタビューのように長い撮影があまりないので、綺麗に抑えるということを意識します。となるとREDやブラマジ6Kで撮影することになります。多少データが重くなることはありますが、綺麗に抑え編集できます。こちらも時にはドローンによる空撮を行うこともあります。

 

ミュージックビデオ

次にMV(ミュージックビデオ)ということで、皆さんもおなじみかと思います!よく周りにもミュージックビデオを撮りたい!といった撮影マンが結構います。ミュージックビデオの撮影は、本当に様々でいろんなアイデアを出しながらある意味自由に撮影を行うことができるので人気です!ただその分考えながら撮影を行わなければならないので楽しそう!なイメージに一変して難しい撮影になることも本音です。

 

<映像の長さ>
これに関しては、音楽の長さよって変わるのでそれぞれの長さがあります。

 

<撮影期間>
撮影期間ですが、これもロケ地によって日数は変わってくるかと思います。1日で終わらせることは経験上少し厳しいので2日取っていると安心です!

 

<撮影機材>
カラー編集をすることも多々あるかと思いますので、RAWで撮影ができるREDあるいはブラマジをお勧めしますが、ログ撮影できるカメラでも問題はないかと思います。撮影方法にもよりますが、ジンバルを用意する必要もあるかと思います。手ぶれ感を出したい場合は別ですが、REDやブラマジは手振れ補正がついていないのでかなりブレが目立つ映像となってしまうので注意が必要です!

 

商品紹介映像(食品、工業品、医療品など)

商品紹介の映像ということで、なかなか難易度の高い映像になります!

フルCGの場合は実写がないので問題ないですが、実写がある場合は必ずその商品に関して熟知しておく必要があります。その商品の良さをどのようにすれば映像で引き出すことができるかを考えながら撮影する必要があります。

 

<映像の長さ>
映像の長さはクライアントの要望やその商品をどのくらいで説明するべきかを考えながら決定しましょう!程よい長さでその商品の良さをしっかりと伝える必要があります!

 

<撮影期間>
経験上での基本的な期間を記載すると、この撮影は1日あるいは半日で撮り終えることができるかと思います。しっかりとカットを決め切って撮影を行えば半日で終わることも全然あります。

 

<撮影機材>
撮影機材は、その商品によって変わりますが、食品の場合は注意しましょう!普段使っているレンズとは違うマクロレンズというレンズを使用して撮影を行うことがおすすめです。その食品をよりおいしく伝えるために一度マクロレンズがどのようなレンズなのか調べてみるのもよいかと思います。

 

会社紹介VR映像

次にVR映像ということで、360度の映像です!

VR映像の制作はあまり案件としては入ってきませんが、工場見学や食品工場などを知る際にVR映像として少しひねった映像を制作したいといったクライアント様から要望を受けることが時々あります。VR映像にすることで実際に360何があるのか?と気になる場所を映像を動かしながら見られるのでとてもインパクトがあり、面白みのある映像となります。

 

<映像の長さ>
どのような構成のVR映像にするかによって映像の尺は変わってきますが、こちらも長すぎても短すぎても何を伝えたいかわかりにくくなってしまうので適度な長さの映像にする必要があります。しかしながら紹介映像も込めたVR映像なのでその会社様がこだわっている場所や特徴などをふんだんに見せてあげる必要があります。

 

<撮影期間>
撮影期間に関しては、基本的には1日で終わるかと思います。ロケ地が変わる場合は場所によっても変わりますが、1日で問題ないかと思います。

 

<撮影機材>
以前撮影を行ったVR映像の際に使用した機材は、GoproMaxでした!プラスでVR映像内に差し込むインサート映像はsony a7Ⅲを使用して撮影を行いました。撮影機材もそうですが、VR映像撮影時に気を付けなければならない点として、360度入るので映り込みがないように撮影を行わなければならないです。映り込みがあった場合は、必ず撮り直しを行いましょう!