元飲食店長直伝、店舗集客の極意〜SNS集客編〜
こんにちは。企画Directorのけいじです!
SNSを通じて、事業を加速させたい。
でも、どのSNSを使えば?どうやって運用していけば?と悩んでいませんか?
今回は飲食店に限定して、
- どのSNSを使用すれば良いか?
- どのような投稿内容をすればいいか?
- どのようにお客様とコミュニケーションを取るべきか?
など、私が行ってきたことをお伝えしていきたいと思っております。
ちなみに私は今回お伝えする方法で、私は6ヶ月で約1,000人のフォロワーを獲得しました。しかも、関係性の濃いフォロワーです。
是非実践していただけると嬉しいです。
どのSNSを使用するか – 各SNSの特徴を把握する
私は、1ヶ月半前まで飲食店店長をしていました。
最寄駅から徒歩15分。駐車場の無し。住宅街にひっそりと佇む『コーヒーショップ』です。2号店の立ち上げを任され、新規でお客様を獲得するためにはどうしたら良いか?向かいには¥100コーヒーを提供するコンビニがある中、4倍近く高いコーヒーにどう価値を見つけてもらうか?
その時に始めたのが『Instagram』です。
Instagramを選んだ理由としては
- ユーザー数が3,300万人(2020年9月時点)
- SNSで最も購買行動、クチコミ行動につながる
- 店、人、商品の雰囲気が伝わる
また、ストーリーズやライブ配信など、リアルタイムにお店の情報が発信できる上、ラテアートやシーズナルドリンクなど、比較的目を引く商品を取り扱っていたので、Instagramのか活用を決めました。
具体的に実施したのが下記です。
ターゲット設定 – 架空の一人に届ける
かなり細かく決めます。いわゆる『ペルソナ設定』です。
ペルソナ設定とは、簡単に言うと架空の顧客像を設定することです。こんな風に設定しました↓↓
- 氏名:吉田よしこ様
- 年齢:37歳
- 住まい:兵庫県◯◯市
- 家族構成:夫、子供1人、ペット1匹
- 職業;主婦
- 趣味:ヨガ、料理教室
- 備考:子供が産まれるまでは、バリバリのキャリアウーマン。毎週金曜日のアフターファイブには同僚とワインバーに行くのが何よりも幸福。
ここまで絞ると何となく
「自己肯定感の高い、身につけるものや、ライフスタイルに気をつかう女性」というのが見えてきます。
その方の共感が得られそうな投稿を意識しましょう。
たとえば、自己肯定感の高い女性=1日1日を大切にする。食べるものにこだわる。健康などに興味がある。
と仮定します。
これらも深掘りをしていくと下記のようになります。
- 1日1日を大切=1日のスタートをより良い物にする=朝食にこだわる=忙しい朝の時間を充実させる→朝を想像させる光たっぷりのコーヒーと朝食の写真を発信する。。
- 食べる物にこだわる=成分表や小②んラベルなど確認する=添加物・着色料などを避ける→商品の安全性、持続可能性を発信する。
- 健康に興味がある=運動をする=低脂肪のものを好む→コーヒーが健康にいいというエビデンス、低脂肪牛乳などオプションが選べるというを発信する。
ここまでくると投稿する内容が見えてきましたね。
プロフィール、ハイライトの設定 – 一目で何をしているのかを知ってもらう
まずは『ビジネスアカウント』を設定しましよう。個人アカウントと違いビジネスアカウントを設定することで、直接連絡してもらえるボタンを設置できたり、店の位置情報を掲載したり、広告を配信することが可能になります。また、『インサイト』を見ることができます。何が見れるかというと、投稿のリーチやインプレッション、エンゲージの状況や、フォロワーの性別、年齢、位置情報、アクセス時間を見ることができます。どんな投稿の反応が良くて、どんな経路で自社のプロフィールまでたどり着いたのかを確認することができます。
プロフィールには下記を記載しましょう。
- 店名(会社名)
- 何をしている店(会社)か
- 住所
- 連絡先
- 営業時間
一目で何をしている店(会社)かをわかるようにします。
『ハイライト』はこれまで投稿したストーリーズをプロフィール上に残すことができる機能です。プロフィールで心を掴んだら、次はハイライトを見る方が多いので、ここにもどんな店(会社)か簡単にわかるものを残しておきます。
私は下記をハイライト設定しました。
- どんな店か
- どんな商品があるか
- どんな人が働いているか
シンプルかつインパクトのあるプロフィール、ハイライトを設定して、一目で心を掴みましょう。
<どんな店か>
店内の内観、外観をできるだけ細かく載せました。新規のお客様は来店する前にほぼ必ずお店のことを調べます。その際、できるだけ店内、外観の様子を載せることで、安心感を与えることができます。
<どんな商品があるか>
店内で扱っている商品をできる限り全て載せます。お客様は来店する前に、その店の商品の値段を気にしています。また、どのような商品があるのかを気にしています。求めている商品が納得のいく価格で売られているのか、ここで伝えることができれば必ず来店してくれます。
<どんな人が働いているのか>
新規のお客様は、意外と来店する前のストレスを抱えている物です。上記である程度安心感を与えることができますが、やはり働いている人を知ることでさらに安心感を与えることができます。
お客様の知りたいだろうな と思うことを、ハイライトに載せることで、来店前のお客様のストレスをゼロにしてあげましょう。
投稿頻度 – 利用率の高い時間帯を把握
ユーザー利用の多い時間帯は朝7時〜8時、昼12時〜13時、16時以降。そしてピークの時間は夜20時〜22時です。
私は通常の投稿、ストーリーズの投稿はできる限り毎日投稿しました。ストーリーズを9:30に、通常投稿を11:00にしていました。
ストーリーズはオープンのお知らせ、日替わりの商品(コーヒー、エスプレッソ等)を投稿し、お客様に「店開いてますよ〜」 とお知らせの意味を込めて。
通常投稿は、店の様子や商品、スタッフの事を。ただ、商品や宣伝の投稿が多すぎるとリアクションが減るので、いいバランスを心がけましょう。お昼はユーザーの利用率が上がるので、この時間を狙って投稿しました。
ハッシュタグ ” # ” – 投稿と関連のあるハッシュタグ
ユーザーがハッシュタグを利用するシーンは主に3つあると言われています。
- 探す:ファッションコーデ、レシピ、特定の地域など、、、
- 確認する:店舗、ブランド、イベントなど、、、
- 繋がる:共通の趣味を持つユーザーなど、、、
ハッシュタグは30個までつけることができます。よく、投稿と関係のないハッシュタグが乱立する投稿を見ますが、これは絶対にやめましょう。
なぜなら、投稿内容とは関係のないハッシュタグをつけると、ユーザーに届きづらくなってしまうからです。
関係のないハッシュタグがつくと、ユーザーにとって自分の調べたい情報とはそぐわない投稿が出てる為、利便性が下がります。これに対してInstagram側が対策を講じたと言われております。
ハッシュタグを正しく活用し、リーチ数を増やしましょう。
ユーザーと繋がる – タグを付ける、コメントをする
通常投稿やストーリーズではユーザーのアカウントをタグ付けすることができます。タグをつけることで、そのアカウントの持ち主へ通知が行き、結果自分のアカウントを見てもらうことが可能です。
私はストーリーズでご来店いただいたお客様のタグ付けを実施しました。
「インスタグラムを見てきました〜」と言ってくださる方や、店内で商品の写真を撮っている方はInstagramのアクティブユーザーである可能性が高いので、積極的に声をかけ、ストーリーズにその方のアカウントをタグ付けするようにしました。そうすると、相手に通知が行きフォロワーになってくださるケースが多いのです。
また、ハッシュタグで自店を検索し、投稿してくださる方全てにコメントを残すようにしました。1度コミュニケーションを取ればほとんどの確率でフォロワーになっていただけます。
今回はSNSのお話をしましたが、
飲食店経営でもなんでも結局は継続していただけるお客様を増やすことが大事です。
”バズる”という言葉があります。もちろん、SNSをみて来店していただくことはとても大事なことですが、一見のお客様よりも継続してきていただけるリピーターを確保する必要があります。
新規のお客様にご来店を促すきっかけ作り、そして、リピーター担っていただくためのコミュニケーションツールとして、お客様に喜ばれる投稿を意識していきましょう!!
上記を実施して、私は6ヶ月で約1,000人の濃いフォロワーを獲得できました。
是非参考にしていただけたら嬉しいです!