rotsuki

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CATEGORIES : 戦略
2022/06/16

ほんま汚い大人やで!制作事例の盗用は普通に犯罪です事件

お世話になっております!

AVII IMAGEWORKSで広報を努めております、タカハシです!

 

動画や画像など他人の制作物をアップロード、または視聴することは著作権法違反に該当することは、映画の広告などでも、周知の事実ですよね?何気ない気持ちでのことでも立派な犯罪です。

===================↓↓こんなことになります↓↓============================

著作権侵害は犯罪であり、被害者である著作権者が告訴することで侵害者を処罰することができます(親告罪。一部を除く)。著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが定めれれています。

また、法人などが著作権等(著作者人格権を除く)を侵害した場合は、3億円以下の罰金となります。

さらに、私的使用目的であっても、無断でアップロードされていることを知っていて、かつダウンロードする著作物等が有償で提供・提示されていることを知っていた場合、そのサイトから自動公衆送信でデジタル録音・録画を行うと、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金が科せられます。

なお、「懲役刑」と「罰金刑」は併科されることがあります。

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今回は、不意なことから発覚した、著作権にまつわる事件についてレポートしていきます。。。

 

事件の概要

事件は2週間前。

 

弊社が映像撮影のパートナーを探すために、フリーランスカメラマンと代表の新井が面談をした際に突如として起こった。

 

〜制作事例盗用事件〜

 

■新井

 Instagram見たんですけど、結構大きい案件にも関わってるんですね

 

■フリーランスS

 ありがたいことに、フリーランスの仲間内でいろいろと仕事を回してもらってるんで、

 有名な企業さんのPVとかも撮影させてもらってます。

 

■新井

 他にも制作事例のポートフォリオをリンクで送ってもらえますか?

 

■フリーランスS

 今、ZOOMのチャットでお送りしました

 

■新井

 テイストもシックなのからポップなのまで、様々なのやってるんですね〜?。

 

  っ!?」

 

■新井

 この広告映像は、どうやって撮影されたんですか?

 

■フリーランスS

 それは、フリーランスの仲間内でディレクターをやっているメンバーがいて

 彼からアサインされて、カメラマンとして参加しました

 

■新井

 これうちの会社で制作したものなんですけど。。。?

 

■フリーランスS

 あ、、いや。それは、サブカメラマンとして入ったやつです。すみません。。。

 間違えました

 

■新井

 いや、間違うとかないですよね?

 

■フリーランスS

 くぁwせdrftgyふじこlp。。。

 

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と、言うのが事件の概要です。

 

じゃあ、インタビューして業界の闇を暴こう

弊社としては、こういった制作事例の盗用をはじめとした著作権侵害に対しては、毅然とした態度で粛々と処置をとるのが方針です。

 

ですが、フリーランスの方を中心に、こういった所とが横行している事実もあり、今回は事件の当人のフリーランスの方に直接インタビューを行い、業界の闇を暴いていこうと思います。

 

本人にはかなり気まずい状況ですが、

早速インタビューしていきましょう!

直撃インタビューしてみた

■タカハシ

 本日はインタビューを受けていただき、ありがとうございます。

 

■フリーランスS

 こちらこそ、ほんとに失礼なことをしてしまったのに、

 このような挽回の機会を設けていただき、誠にありがとうございます。

 

■タカハシ

 誰しもヤラカシの一回や二回はあるものですので、今回の件をぜひ糧にしてください。

 それでは、早速ですがインタビューをはじめていきます。

 

 

■タカハシ

 まずは、フリーランスSさんについて教えてください。

 

 

■フリーランスS

 年齢は26才で、高校まではスポーツ一筋で陸上をやっていました。

 そこから、スポーツに関わる仕事がしたいと思い、体育系の専門学校に通いました。

 その後は、フィットネス事業のベンチャー企業に就職して、普通の社会人として働いていました。

 

 

■タカハシ

 どんな経緯でスポーツ系から、ビデオグラファーに転身したのですか?

 

 

■フリーランスS

 もともと、写真をとるのが趣味で、就職3年目の時に友人の紹介から、

 スチールカメラマンとしての仕事を始めることになりました。

 最初は、写真を取った時の被写体の方の表情とか、それが人に見てもらえること、

 とにかくシンプルなことが嬉しくて、さらにそれを仕事にできることが楽しくて仕方なかったです。

 

 そうして、1年くらいカメラマンをやっていたのですが、

 本腰を入れようととうとうフィットネスの会社をやめて、

 カメラマン一本で生計を立てることにしました。

 

 しかし、制作業界は新卒で入る以外には、未経験が敷居を跨ぐのは、非常にハードルの高い業界ですので、

 まずはフリーランスの知り合いで師匠みたいな人を見つけて、彼の元で半年ほど、制作のイロハを学びました。

 

 次に、映像制作会社に、業務委託という形で働き、その後、1年ほどで契約社員として、映像制作の、

 特に現場での撮影実務を中心に任せていただきました。

 

 そんなこんなで、スチールのカメラマンから、映像を撮影するビデオグラファーに転身して、

 今年で4年目になります。

 

 

■タカハシ

 お伺いしていると、別に弊社の制作事例を使わなくても他の制作事例だけでも問題なかったように思いますし、

 現場での実績は豊富ですよね?

 

 

■フリーランスS

 現場での実績はありますが、僕が作ったものの中にはこれと同じテイストの制作事例はないんです。

 シックな感じの映像で制作事例をYouTubeでピックして、

 「これに近いニュアンスの映像なら作れます。」と参考事例として、提出すれば問題はなかったのですが、

 実際には仕事をもらえるかもしれないと言う緊張から

 「自分がサブカメラマンとして携わった」ということにして御社に提出してしまいました。

 一時の迷いでしたが、このような事態を招いてしまい申し訳ないです。。。

 

 

■タカハシ

 僕は会社員しかしたことないので、フリーランス事情には疎いのですが、

 こういった他社や他人が作った制作事例を使うみたいなことって、業界的によくあることなんですか?

 

 

■フリーランスS

 結構あると思います。

 実際に僕も、ビデオグラファーに転身する時に、まずは動画編集を独学で勉強するために、

 SNS上で「動画編集者」とか、「YouTube動画の稼ぎ方」みたいな人を

 片っ端からフォローして情報を集めました。

 その中には、直接的な表現ではないものの、

 「他人の制作事例をあたかも自分が作った事例かのように謳うのが受注のコツ」と

 暗に書かれているものがよくありました。

 

 フリーランスの制作業界って、その人がどんな人か?みたいな話はほぼほぼなくて、

 制作実績が全てなので、実務未経験の人がビデオグラファーやデザイナーになりたいとかは、

 業界に入る一歩目の敷居がかなり高いんです。

 実務としての経験をフェイクでも作るために、他人の制作実績を盗用する人が結構いるんですよ。

 

 

■タカハシ

 そういう風潮に対して思うことはありますか?

 

 

■フリーランスS

 僕も、人のことを言えたわけではないですが、

 純粋に”作る”ことに対する喜びや、人に見てもらう感動を忘れずに活動してほしいなと思います。

 そういう思いは、未経験でも相手に通じるし、それが回り回って

 自分の仕事にしっかりと返ってくると思います。

 逆に、受注することだけを優先して、人を喜ばせたい!みたいな考えは、

 回り回って自分にしっぺ返しが来ると思いますので、

 とにかく誠実に仕事をすることが、フリーランスとして仕事が上手くいくコツなんじゃないかと思います。

 

 

■タカハシ

 自分の仕事を一つ一つ丁寧にこなしていれば、結果も自分に返ってくるということですね。

 

 

■フリーランスS

 そうですね。会社員だからとか、フリーランスだからとかではなく、

 一人のクリエイターとして、自分の作品に誇りと自信を持ってほしいと思います。

 もしも、自分の作品に自信が持てないなら、そもそも報酬をもらって活動することもおかしな話だと思うので、

 報酬に見合う力はつけることがマストだと思います。

 その上で、諦めずに根気強く活動すれば、次第にお客様も着いてくるものだと思います。

 

 

■タカハシ

 全くその通りだと思います。

 出会いこそ、良くなかったですが、これからもぜひ、お付き合いいただければと思います!

 ぜひ、弊社のクリエイティブ制作にご協力をお願いいたします。

 

 

■フリーランスS

 こちらこそ、すごく申し訳ないことをしたと思います。。。

 もう一度自分を見つめ直して、活動を再会していく機会にします。

 今後ともよろしくお願いいたします。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

映像フリーランスの闇を暴くといった形で、インタビューを受けてもらうという条件で今回の件は不問といたしました。

 

今回は、世間の明るみに出るほど規模の大きいことにはなりませんでしたが、

クライアント様へ被害が及ぶことなども鑑みて、今後は然るべき処置をとる予定です。

 

業界の闇を暴くなんていう物騒なタイトルで記事にしましたが、稼ぐことだけを目標に他人の制作事例を盗用することをよしとする、業界の”インフルエンサー”の行為は決して許されることではありません。動画制作への入口が”稼ぐ”からだったとしても、金額に見合うクオリティや顧客対応でバリューを出してほしいものです。弊社としても、そのようなバリューを出せない企業や個人とは一切の取引をしない所存です。

 

最後までご覧いただき、

ありがとうございました。