撮影の進め方について
こんにちは!VideographerのISSEYINSTAです! 今回は、「撮影の進め方について」ということで 撮影するときの進行方法を具体的に記載していきたいと思います。もちろん撮影を進行する上で、慣れていけばオリジナルの進行方法があったりその人に合った撮影方法で進行していく方がスムーズになることも多々ありますので、ご参考程度にご覧いただければと思います。
「はじめに」
まず初めに、撮影の事前準備です。
企画の内容が決まり、香盤表や絵コンテ・Videoコンテが手元に届いた際にしっかりと目を通し、どこで何を撮影するのか、どこで何の機材を使用するのか、どこでどのくらいの尺の動画を撮影するのかを想像します。
(香盤表や絵コンテ・Videoコンテに直接記載し、当日その香盤表をもとに撮影を進行していくことがおすすめです!) (また事前に機材が起動するかどうかの機材チェックも事前に行っておきましょう!)
また香盤表や絵コンテ・Videoコンテを事前確認する際には、1カットにどのくらいの工数がかかるのかを余裕をもって概算し、香盤表の時間帯に変更があれば事前に企画の方に相談することも必要です。 その為に、撮影当日までに、ロケ地となる場所の調査(ロケ場所探し、下見、確保、カメラアングル等の確認)に行く「ロケハン」を行う必要もあります。 ※ロケハンとは、英語の「ロケーションハンティング」の略となります。 撮影当日前に、撮影場所の調査、下見をしにいくことを指します!
撮影当日
それでは撮影当日なりました! 撮影当日は、出発前に再度機材の確認、ディレクターがいる場合は念のためダブルチェックするとより安心ですね!
撮影場所・ロケ地に到着。 まずはクライアントの皆様に元気よく挨拶をしましょう!! 第一印象はその日の撮影の天候を左右することもありますので、クライアントの方々には清々しい挨拶が必須です! 挨拶が終われば、撮影開始時間の10分前くらいまでに機材のセッティングを完了しておきます。(モデルの方や外注の方々がいらっしゃる場合は、撮影場所・ロケ地には一番に到着しておくことが重要です!)
撮影開始! 撮影が始まれば、確認した香盤表・コンテに沿って撮影を進めていきます。 1シーンにつき、3つのアングル(引き・寄り・その他)からのフッテージを抑えておくと編集の際にスムーズな映像を編集することができるはずです! タイトな撮影スケジュールの際は、なかなか抑えることが難しいですが、編集時の心配を減らすためにも決めたカットとは別のフッテージを抑えることも大切になります。
前述したようにタイトなスケジュールで進行が上手くいかなかったり、想定外のことが起きてしまい時間がずれ込んでしまったりすることも少なくありません。 そういった際には、クライアントの方と撮影進行に関して迅速に話し合いましょう。(この部分は、ディレクターの方が行うことが多いです。) 撮影班は、時間がタイトだからと言って、雑な撮影をするのではなく、 そんな状況で合っても時間をかけて必ず良いものを抑えられるようにしっかりと準備する必要があります! 仮にその撮影当日に満足のいく映像素材を抑えることができなければ、良い映像を制作することができず、クライアントの方からの信頼も欠落してしまいます。 撮影は本当に一度きり!です。
再撮影ができるから大丈夫!といった考えは絶対なくして、本番で満足のいくフッテージを抑えるための事前準備を必ず行うようにしましょう! というようにざっと「撮影の進行について」を記載してきましたが、最初に記載した通りもちろん進行方法は人と違うことが多々あります。 撮影の実践を重ねて、徐々に自分にあった撮影進行方法を確立させていきましょう!!