CGができるまで
はじめまして!
AVII IMAGEWORKSの高山です!
今回はCGを使用した映像が完成するまでの大まかな工程などをご紹介したいと思います!
①CGとは
まずはじめにCGについて簡単に説明をしたいです!
CGとはコンピューターグラフィックスの略称であり、コンピューターを用いて画像を生成する科学技術、その技術によって生成される画像のことです!
主に、非現実的な映像を作成したりゲームなどに使用されています。
実写映像にCGを合成することでVFXといいます!
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
②CGを用いた映像が完成するまでの作業
-モデリング
モデリングとは、映像の主になる物体の形状を作成することを指します。
多くのCG映像を作成する際には、デザインなどの構成面を省いた場合モデリングから始まります。
主に、MAYAなどのモデリングができるソフトを使用してモデルの作成を行っていきます、基本的には現物や三面図をもとに作成していきます。最近ではBlenderなどを使用してモデルの作成も行っています。
先方様が3DCADデータを持っている場合は3DCADデータをいただき、次の工程に進めれます。制作会社側でモデリングを行わずに次の工程に進めるため時間の短縮であったり、費用の削減にもつながります。
CADとは、Computer aided design(コンピュータ支援設計)の略で、コンピュータを用いて設計をすることができる設計ツールです。
そこで作成した3DCADのデータをもとに映像を作成していきます。
-マテリアル
次に、マテリアルの作成といった工程に進んでいきます。
マテリアルとは、先ほど説明した、モデルの表面に色や質感といったものを作成する工程になります。
どのように作成していくのかというと、現物または現物の写真を見ながらどの質感が正しいか、正しくないかを確認し
C4DやBlenderなどのCGソフトを使い作成していきます。
ここで完成する映像のクオリティが決まるといっても過言ではないぐらい重要な工程になります。
そのため、複雑なマテリアル、作成するマテリアルの数が多くなるほど
マテリアルの作成には時間がかかります。
-アニメーション
次にアニメーションという高手に取り掛かります。
この工程だけはわかるという方も多いかもしれませんが、先ほど作成したモデルを移動させたり
CGソフト上のカメラを動かしたり、エフェクトを追加してみたりと映像を良くするためにいろいろな「演出」を作成していきます。
この工程を行うことで動画としての役割を果たします。
-CGソフトのレンダリング
C4Dやblenderでは最後の工程です、レンダリングという書き出しの作業に移ります。
レンダリングは、一度開始して今うと数時間から数日といった時間がレンダリングにはかかってきてしまいます。
なので開始を行う前にはモデルやマテリアル、アニメーションなどに間違いはないかを入念に確認し行います。
また、レンダリング後の修正はそこから時間がかかるためその前の工程で確認をとることが多いです。
-コンポジット
最後にコンポジットという作業に移ります。
コンポジットとは、今まで作成してきたCG素材やAfterEffectsで作成したモーショングラフィックスなどをひとまとめにすることを指します。
また、コンポジットではひとまとめにするだけではなくカラーの調整や影の調整などといった細かい点の調整を重点的に行います
コンポジットで細かい点を調整することにより一つの映像としてのまとまりやクオリティといったところが一段と上昇します。
コンポジットが完了したら再度レンダリングの作業に移ります。
③最後に
この他にもデザインであったり構成の面での作業であったりといろいろな作業があり、CGを用いた映像を作成するときはそれなりに時間がかかってきてしまいます。
ただ、時間を無駄に浪費しているというわけではなく、より良い作品、より良いクオリティの映像を作成するために時間を使っています。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます!
また次の記事でお会いしましょう!