2021/11/26

WEB広告の作り方

夏も終わり少し肌寒くなる日が増えてきましたね

季節の変わり目は少し寂しい気持ちになることがあります

ですが仕事は生きていくために必要なことで

世の中のほとんどの人が仕事をしています

その中で私たちは制作会社として人生を歩んでおりその中で求められることのひとつとして

制作物の効果です

今回はどのように制作物を考えて効果を出す所まで辿り着く図を考えているのかをお話しできればと思います

そこで今回は”擬似的な相談”を仮定してわかりやすく開設していきます

相談内容

会社名:宝株式会社

事業内容:商品販売

相談内容:新商品の発売に伴い広告を打ちたいその場合の宣伝方法を教えて欲しい。広告のジャンルは問わない

とこんな感じで相談が来たと仮定します。

ではこの企業の新商品を訴求するのにはどうすればいいのか?をこれから解説していきます。

Step1 打ち合わせ Business meeting

どう頑張っても今の情報では効果の出るものは作れません。この情報量で答えが出せる人は逆に危ないので注意が必要かもしれません。まず初めは頂いた情報からさらに情報を聞き出します。ここでしっかりと聞き出さないと最終結論までは辿り着けないのでとても大事な部分です。

 

<押さえておくべきポイント>

・会社の思想

・商品への想い

・なぜこの商品を発売したのか

・販売方法

・競合他社

・商品の内容

・商品のストロングポイント

・商品のターゲット層

・商品の価格帯

・予算感

 

この10の項目は必ず押さえておきましょう。

商品だけのヒアリングでは企業様がどうして販売したいのか、どんな想いがあるのかを理解できません。もちろん販売するのは商品なので商品の内容だけヒアリングしてもいいのですが、より理解して訴求するためには、どうして販売するのかのバックボーンを知る必要があると思います。自分は発売した商品をもし自分で宣伝する場合は商品の説明だけをするのではなく、なぜ発売したのかの訴求を行なった方がより価値が高くなるのと同じ考えです。

 

Step2 調査・設定 Research and setting

step1で内容を聞いたらそれを元に調査を行います。

まずは競合他社がどんな打ち出し方をしているかを調査します。自分たちがいいと思った提案でも他社が先に行なっていれば二番煎じになる訴求効果も薄れてしまいます。

そうならないためにも先に他の企業がどのようにして戦略しているのかを調査します。

調査が完了したら次にペルソナを設定します。ペルソナは広告出稿を行うに当たって必ず必要なものになります。自社の商品は誰に購入してもらうのか誰に向けて作っているのかを明確にすることで訴求する内容を決めていきます。

ペルソナがの設定が終わればカスタマージャーニーマップも作成しましょう。その人がどんな行動をするのか、どこで購入の意識に変わるのかを細分化して考えることで、どこのタイミングで何を行わなければいけないのかをより明確にします。

ペルソナ、カスタマージャーニーができれば次はコンセプトの設定です。どんな提案をするかは先ですがこれからこの商品を訴求していくにあたってコンセプトを決めることが必ず必要です商品を打ち出す際に用意するのは1つの映像だけとは限りません。プレスリリースやリスティング広告、アドセンス広告、LPなど色々な手法がある中で、それぞれのイメージがバラバラであればユーザーが感じるものも変わってきてしまいます。そうなってしまうと商品の信頼性や伝えたい想いばブレてしまい購買率定の低下に繋がってしまう原因になりかねません。

他にもKPIやKGI、このプロジェクトには誰をアサインするのかを決めていきます。

調査、設定が終わりいよいよ提案です。

 

Step3 提案 Proposal

ここからがまた大変です。

ある程度の戦略は先に設定した調査、設定で決めれます。

【何が必要か?・どこで何をすればいいのか?】はステップ1.2で導きだした内容から答えを探せます。ペルソナがよくSNSを利用しているユーザーであれば、SNSを使用した広告が効果的かもしれませんし、ネット検索をよく行うユーザー層であればリスティング広告が有効的かもしれません。それらから導き出された答えを施策内容として提案していきます。

案件が獲得できているできていないに関わらず、入れ込まなければいけない要素があります。何かわかりますか?それ達成すべき数値です。いくら具体的にこれとこれをしましょうと言った所で数値がわからなければ企業様はGOできません。

なので、「この広告にはこれぐらいの費用がかかり、費用対効果はこの数値を想定しています」と記載する必要があります。私たちも広告を行う場合はこのシュミレーション数値が無いと自分達の制作物でどれぐらいの効果を得ているのかがわからない為でもあります。

 

<提案書の構成イメージ>

・表紙

・目次

・結論

・施策の要約

・提案内容

・制作物

・運用効果

・スケジュール

・お見積

 

これらは最低限入れておきましょう。その他は提案に合わせて自分で調整していけば大丈夫です。

Creativity Conquers Uncertainty. Here's How To Hire For It.

Step4 制作物 Creative

やっと制作物です。

ただ制作するだけでは効果が出せないのは今までの記事を読んでもらえたら分かると思います。step3で提案を行う時に費用対効果の数値を書きましたがこれはあくまで平均値になります。

これの意味はわかりますよね。そうです。結局どれだけ調査して、設定、提案しても結果はクリエイティブに依存することです。

商品を理解しターゲットがドンピシャのユーザーに広告をかけたとしてもクリエイティブが伴ってなければ成功の結果はえれません。step1〜3は正直制作会社じゃなくてもできます。でもstep4に関しては私たちのような制作会社でしか作れません。めちゃくちゃ燃えますよね。

自分たちのクリエイティブが良ければ数値も大幅に越すこともできるんです。実際に私たちはシュミレーションより遥かにいい数値を叩き出すこともあります。その時のお客様の喜んでくれる笑顔を見た時に今まで頑張った甲斐があったなと感じる所です。

大事な所なので2回言いますがどれだけ準備が完璧であってもクリエイティブがくそなら、広告運用としての結果はダメになるということです。

The Easiest Way to Write a Summary

まとめ

最後までありがとうございます

要約すると・・・

◇商品の情報だけではなく企業の想いもしっかりと聞く

◇入念な調査に基づいて設定を行う

◇費用対効果を提示して理解してもらう

◇成功するかはクリエイティブに依存する

です。

それではまた