ロケ撮影のコツと成功させるためのポイント

皆さんこんにちは、映像カメラマンの森田です。

2020年も、はや５ヶ月が経ち、夏のにおいがしてきましたね。

今回はロケハンについて、触れていこうかと思います。

そもそもロケハンって？

皆さん、ロケハンって一度は聞いたことあるワードではないでしょうか？

ロケハン…「location hunting（ロケーション・ハンティング）」を省略した言葉になります。

事前に探していたロケ地を巡り良いスポットを事前に探しに行きます。

写真はスタジオ撮影時です。

照明の位置や自分つの位置、どのような撮影機材を使うかなどの事前にチェックしています。

ロケハンは撮影場所の光の入り具合やその場所に何があるのかなどの、正確な情報を得るためにおこないます。

ロケハン無しでの撮影はもちろん可能ではあります。

が、ロケハン無しは事前の情報がない状態、またリハーサルのようなものが無い状態での撮影と同じですのでその場で考えてその場で撮影をするということになります。

ということは、ベストな状態・高いクォリティーを産み出すには大変困難にはなってきますよね。

ロケハンは最高の作品を産み出すためには、絶対に欠かすことができない非常に重要な項目になります。

・光の入るポイントのチェック

・撮影環境の確認

・環境音

・メイクさんやモデルさんの控室、メイクルームの確認

・駐車場の確認

スタジオ、野外撮影どこで撮影するにも光の入り具合の確認は撮影において重要なポイントになります。

自然光は時間帯によって光の入り方、明るさ、明かりの色が異なるのでロケハンの際は何時にどこで撮影するかを確認するのがベストだと思います。

スタジオの場合は、光をつくることができますので、本番をイメージして光に対してモデルさん、カメラの位置を事前に確認することで当日の撮影がスムーズに行えます。

しかし、窓の外から光が入ってくる場合は、遮断できるのか、窓の高さや個数、光の入る時間帯を確認しておくとよいと思います。

工事されていないか、背景には何が映るのか、映さないように撮影はできるのか等、周りの環境を把握し確認しましょう。

スタジオの場合、家具の移動がNGであったりする場合もありますので、スタジオスタッフに事前に連絡をして確認しましょう。また, コンセントの位置の確認や動線の確保を！

音を録る撮影である場合は特に気を付けないといけません。

きれいなスタジオであっても、周りの環境が高架下にあるスタジオで上で電車が通るスタジオだと撮影にてこずります。

人数はどれくらいは入れるスタジオなのか、

ロケ撮影の場合はロケ車で大丈夫か、着替えれる場所等の確保を確認します。

ロケポイントから近く安い場所を探しておきましょう！

モデルさんやクライアントさん、撮影スタッフの車は何台まで入るのか等もチェックポイントですね。

いかがでしたでしょうか？抜けているチェックポイントもあるかもしれませんが。。。絶対にやっておきたいのは上記ですね。適切な場所、最高の状況で撮影をできるようにロケハンをして確認しましょう。