動画制作の依頼を成功させる7つのコツ|失敗しない外注方法とは【初心者必見】
動画制作の依頼を成功させたいとお悩みの方に向け、最低限押さえておきたいコツや失敗しない外注方法について解説します。
「動画制作をはじめて依頼するため不安」「動画制作のコストを無駄にしたくない」という方は、ぜひ参考にしてください。
制作学校には通わず、会社にも勤めずに我流で制作技術、知識を学び、株式会社AVII IMAGEWORKSを2016年に設立。「中途半端な知識のない制作は行わない」「型にはとらわれずにお客様の満足、結果の手助けとなる」制作を行なっています。 「他と違うAVIIにしか行えない制作を提供する」 ために、AVIIで受けた制作案件は基本的に全案件監修いたします。
動画制作の依頼で成功するための7つのコツ
動画制作を制作会社やクリエイターに依頼する場合、次にあげる7つのコツを押さえておきましょう。
- 目的やターゲットを決めておく
- 予算を決めておく
- 参考にしたい動画を集めておく
- 達成したい目標を数字で決めておく
- 自社や商材に関する資料をまとめておく
- 動画で伝えたいメッセージを決めておく
- 配信媒体や活用場所を決めておく
- 自分の事業を把握してもらえるクリエイターに依頼する
何より重要なことは気の合うクリエイター
制作を依頼する時に、なぜ制作するのかを読み取り、表現してもらうことが重要になります。
それにはクリエイターの能力も必要ですし、人間と人間のコミュニケーションも必須であることから、馬が合うクリエイターと進めなくてはスムーズに制作進行できません。その場合、作り直しとなることも少なくないでしょう。
目的やターゲットを決めておく
動画制作の成功には、明確な目的とターゲットの設定が不可欠です。誰に何を伝えたいのか、具体的な顧客像を描きましょう。
性別、年齢、背景などを詳細に想定し、一人の人物をイメージすることで、より効果的な動画制作につながります。
また、ターゲットを明確にすることで、コンテンツの詳細な策定が可能になるでしょう。
予算を決めておく
動画制作の予算は、動画の質と内容に大きく影響します。
予算に応じて、撮影方法、使用する機材、出演者の選定などが変わってくるでしょう。
事前に予算の上限を決めておくことで、制作会社との交渉がスムーズになり、予想外の追加費用を防ぐことができます。
例えばYouTube動画の場合、内容によって費用は大きく異なりますが、1本あたり企画構成、撮影、編集もいれると
平均的な予算は5万〜からでしょう。
例えば会社紹介映像やリクルート映像になるとこだわった撮影や表現なども入れて他社との差別化なども図ったり
事業の内容によってはおおがかりなものになり平均的な予算は50〜500万円程度と幅もおおきく変動します。
参考にしたい動画を集めておく
制作会社に依頼する際、参考となる動画を事前に用意することで、イメージの共有が容易になります。
自社が目指す動画のスタイル、雰囲気、構成などを具体的に示しましょう。
参考動画があれば、制作会社も方向性を理解しやすく、より的確な提案が期待できます。
ただし、過度に高いクオリティの動画を参考にする際は注意が必要です。
実現したくてもCGや撮影工数、編集工数によってクオオリティーが高くなればそれだけ制作に欠ける時間もかかり費用は高くなるからです。
達成したい目標を数字で決めておく
動画制作の成功を測るためには、具体的で測定可能な目標を設定することが重要です。
例えば、視聴回数、リード獲得数、コンバージョン率などの具体的な数値目標を設定しましょう。
KPI(重要目標達成指標)を明確にすることで、動画制作の方向性が明確になり効果測定も容易になります。
自社や商材に関する資料をまとめておく
動画制作会社に自社や商品・サービスについて正確に理解してもらうため、事前に関連資料をまとめておきます。
企業理念、製品特徴、ターゲット市場、競合他社との差別化ポイントなどを整理しておくことで、
より的確な動画制作が可能になるほか、制作会社との認識のずれを防ぐことができます。
動画で伝えたいメッセージを決めておく
動画の核となるメッセージを明確にしておくことが重要です。
視聴者に最も伝えたい内容、感情、行動を具体的に定義しましょう。
特に最初の5秒間で視聴者の興味を引き、メッセージを効果的に伝える工夫が必要です。
簡潔で印象的なメッセージを心がけ、ターゲットの心に響く表現を考えてください。
配信媒体や活用場所を決めておく
動画の配信媒体や活用場所によって、制作方法や長さ、スタイルが大きく変わります。
YouTube、SNS、自社ウェブサイト、セミナー、展示会など、想定される配信媒体に合わせた動画制作が求められるでしょう。
各媒体の特性や視聴者の特徴を考慮し、最適な動画形式を事前に検討しておくことが重要です。
動画制作を依頼する流れ
動画制作を制作会社やクリエイターに依頼する場合、
基本的には次の流れで進められます。
- 事前準備
- 依頼先の選定
- ヒアリング
- 企画・構成提案
- 見積もり
- 契約・発注
- 制作
- 納品
事前準備
動画制作を依頼する前に、まず自社の目的と要望を明確にすることが重要です。
どのような目的で動画を制作するのか、誰をターゲットにしているのか、
どのような媒体で配信するのかを具体的に整理しましょう。
また、予算や希望する動画の長さ、スタイル(実写かアニメーションか)などについても事前に検討し、
イメージを固めておくことが効果的な動画制作につながります。
依頼先の選定
動画制作会社やクリエイターを選ぶ際は、複数の候補を比較検討することが大切です。
制作実績、専門性、対応可能な動画の種類、料金体系などを慎重に確認しましょう。
ポートフォリオや過去の制作事例を確認し、自社の要望に合致する制作会社を選定します。
また、口コミや評判、対応の丁寧さなども考慮に入れると良いでしょう。
自分たちが制作したい内容が叶えられるのか?
依頼する人とのコミュニケーションが何よりも重要です。
契約・発注
見積もりと提案内容に合意した後、正式に契約を締結します。契約書には動画の権利、使用範囲、機密保持条項などを明記します。
必要に応じて、秘密保持契約(NDA)も締結します。契約時には、追加要望や納期、支払い条件などを最終確認し、両者の認識を一致させることが大切です。
特にフリーランスクリエイターは契約書等を準備していないことも考えられます。
その辺りしっかり用意いただいているクリエイター、もしくは制作会社に依頼するのがベストでしょう。
ヒアリング
ヒアリングでは、動画制作の背景や目的、ターゲット、伝えたいメッセージを詳細に共有しましょう。
制作会社は依頼者の要望を徹底的に理解し、効果的な動画制作のためのアドバイスや提案を行います。
この段階で、動画の目的、用途、ターゲット、予算、納期などを明確にし、
互いの認識を一致させることが重要です。
企画・構成提案
ヒアリング内容をもとに制作会社は動画の企画と構成を提案し、
動画のコンセプト、ストーリー展開、表現方法、演出の方向性などを具体的に提示します。
企画提案には、動画の全体的な流れ、使用する素材、撮影や編集の方針などが含まれます。
依頼者は提案内容を確認し、必要に応じてフィードバックや修正を行いましょう。
見積もり
企画提案後、制作会社は詳細な見積もりを提示します。見積もりには通常、企画制作費、撮影技術費、編集技術費などが含まれます。
見積もり時には、費用の内訳を入念に確認し、各項目の内容と必要性を理解することが重要です。
単に価格の安さだけでなく、提供される役務の質と範囲を総合的に評価しましょう。
制作会社によってもクリエイターによっても単価は変わります。
この「単価が変わる」というのは制作技術の細かなクオリティーにも値します。
制作
契約後、実際の動画制作プロセスが始まり、撮影準備、キャスティング、撮影、編集、音声制作など、各工程を経て動画が作られていきます。
依頼者は必要に応じて制作過程に立ち会い、進捗を確認しましょう。初校提出時には修正要望を伝え、理想的な動画に近づけていきます。
制作進行時はスムーズに柔軟に対応できるかも大切です。
「なかなか連絡をいれても帰ってこない」といったことも少なくありません。
また意向や要望の表現についても、提案型で進行してくれなければ、いいものを作るのは不可能です。
お客様側は制作のことはわからずとも要望をだし、制作会社側が汲み取って制作提案を行う形で進行するのがベストでしょう。
納品
最終的な編集と音声ミックスを経て、動画が完成します。
納品は依頼者の指定する形式(Web用、配布用など)で行われるのが一般的です。
納品後は、意図した目的に沿った動画になっているか確認し、必要に応じて微調整を依頼します。
完成した動画を効果的に活用し、目的達成につなげることが最終目標となるでしょう。
制作したから結果につながるということはないでしっかり運用を行い結果に繋げることが大切です。
動画制作の依頼にかかる費用相場
動画制作の依頼にかかる費用相場について、動画の種類別に簡単に解説します。
YouTube動画
YouTube動画の制作費用は、継続的な投稿が必要になります。
1本というよりも数ヶ月分をまとめて撮影を行い、小分けにして編集し1本5万円〜におさまるのではないかと想定します。
しかし制作する内容によっては1本あたり20万円〜ということもあります。
結局は制作する内容によってはかわってくるので詳しくは相談するしかありません。
会社紹介動画
会社紹介動画の費用相場は幅広く、尺の短い簡易的な動画であれば10〜50万円ほど、
中程度であれば50〜150万円ほど、
クオリティにさらにこだわるなら150万円〜500万円ほどかかります。
できる限り費用を抑えたい場合は、撮影を1日で抑えることが重要な分岐点でしょう。
また2Dや3D、VFXなど特殊な表現を行うことで費用も変わってきます。
商品・サービス紹介動画
商品・サービス紹介動画の費用相場も、動画の長さやクオリティによって大きく異なります。
静止画を活用した簡易的な動画であれば5〜30万円ほど、より映像の質にこだわったものなら30〜80万円ほど、プロの演者も出演する場合には80万円以上するでしょう。
テレビCM
テレビCMは基本的に高額となるため、100万円以上はかかると思っておく必要があるでしょう。
なぜならばテレビという露出度が高いなかでクオリティーの低いものは会社のブランド価値も下げてしまいます。
その分制作に欠ける工数もふえることから費用もアップします。
もしも 有名タレントを起用した場合は、5,000万円を超える場合もめずらしくありません。
実写ではなく、アニメーションCMの制作費であれば50万円ほどから依頼できる場合もあります。
マニュアル動画
マニュアル動画の費用相場は、どのように撮影するかによって大きく異なります。固定カメラで撮影するのみであれば5〜15万円ほどに抑えられる一方で、固定カメラではない場合は30万円ほどかかります。
撮影期間が長くなる、2Dアニメーションや3D CGを活用するという場合はさらに高額になるでしょう。
採用動画
採用動画の費用相場は、インタビューのみであれば10〜30万円ほど、
社内風景の撮影も含むようであれば〜80万円ほどかかります。ドラマ仕立てにするような場合は、〜200万円ほどかかるでしょう。
動画制作の費用に影響を与える主な要因
動画制作の費用は、撮影の長さ、使用する機材、出演者、編集の複雑さ、ロケーション、特殊効果などによって大きく変動します。
撮影日数や必要なスタッフの人数、専門性の高いクリエイターの起用、高度な編集作業、特殊な機材の使用などが費用を押し上げる主な要因となるでしょう。
動画制作の費用を抑える5つのポイント
動画制作にかかる費用を抑えたい場合、次の5つのポイントに注意しましょう。
- シナリオや絵コンテを自社で作成する
- 社員に出演を依頼しキャスティング費用を抑える
- 撮影日数を最小限に抑える
- フリーランスへの依頼も検討する
- フリー素材も活用する
シナリオや絵コンテを自社で作成する
自社で動画のシナリオや絵コンテを作成することで、外部への企画費用を大幅に削減できます。
専門家に依頼する場合と比べて、社内のリソースを活用することでコストを抑えられるでしょう。
ただし、専門的な知識やマーケティングの視点が必要なため、社内で十分なスキルがあるかを事前に確認することが重要です。
社員に出演を依頼しキャスティング費用を抑える
プロのタレントやモデルの起用は高額になりがちです。
社内の社員に出演してもらうことで、キャスティング費用を大幅に削減できます。
また、社員出演は企業の内部感や誠実さを伝えられる利点もあり、コスト削減だけでなく、企業の魅力を直接的に伝えられる効果も期待できます。
撮影日数を最小限に抑える
撮影日数は動画制作費用に直接影響します。事前に綿密な撮影計画を立て、効率的な撮影を心がけることで、日数を最小限に抑えられます。
撮影前の綿密な準備、シナリオや絵コンテの事前確認、スタッフや出演者との綿密な打ち合わせなどが、スムーズな撮影と費用削減につながるでしょう。
フリーランスへの依頼も検討する
動画制作会社と比較して、フリーランスは固定費が少なく、より柔軟で低価格なサービスを提供できる場合があります。
特に小規模なプロジェクトや限られた予算の場合、フリーランスへの依頼は費用対効果が高い選択肢となるでしょう。
ただし、クオリティや納期の管理には注意が必要です。
フリー素材も活用する
ストックフォト、ロイヤリティフリーの音楽、テンプレートなどのフリー素材を活用することで、
制作コストを大幅に削減できます。高価な独自素材の制作を避け、質の高いフリー素材を選ぶことで、予算内で魅力的な動画を制作可能です。
動画制作を依頼する会社・フリーランスの選び方
動画制作を依頼する会社・フリーランスを選ぶ際には、次の4点を押さえておきましょう。
- 動画の制作実績を確認する
- 動画マーケティングへの知見があるか確認する
- 担当者とコミュニケーションが取りやすいか確認する
- 詳細な見積もりを作成してくれるか確認する
動画の制作実績を確認する
動画制作会社を選ぶ際は、過去の制作実績を詳細に確認することが重要です。
自社が求める動画のジャンルや業種に合致する実績があるか、制作された動画のクオリティや企業規模などを慎重に評価します。
実績が豊富であることは、ノウハウや経験の豊かさを示す重要な指標です。
依頼先を選定する際には必ずチェックしましょう。
動画マーケティングへの知見があるか確認する
単に技術的に優れた動画を制作できるだけでなく、マーケティング的な視点を持っているかが重要です。
動画の目的を理解し、ターゲット層への効果的な訴求方法を提案できる会社を選ぶことが求められます。
企業の課題解決や目標達成に貢献できる提案力が鍵となるでしょう。
担当者とコミュニケーションが取りやすいか確認する
動画制作は多くの関係者が関わる複雑なプロセスです。
担当者とのコミュニケーションがスムーズで、要望を的確に理解し、迅速に対応できるかが重要となります。
初期の打ち合わせや見積もり段階でのやりとりを通じて、相性や対応力を見極めましょう。
詳細な見積もりを作成してくれるか確認する
透明性の高い詳細な見積もりは、予期せぬ追加費用を防ぐ上で重要です。
企画構成、演出費、素材費、修正費用などが明確に示されているか確認し、後になって追加費用が生じるのを避けることが大切です。
複数の会社から見積もりを取得し、比較検討することをおすすめします。
動画制作の依頼に関するよくある質問
動画制作の費用対効果を高めるためにはどうしたらいいですか?
動画の費用対効果を高めるには、長期的な視点で活用することが重要です。
例えば、200万円の動画を1年間使用するより、3年間活用すれば月々のランニングコストは大幅に下がります。
また、Webサイト、YouTube、採用活動、株主総会など、使用用途を増やすことで費用対効果を向上させることが可能です。
さらに、普遍的な内容を盛り込み、変更が必要な部分は最小限に抑えることで、長期的な活用が可能になるでしょう。
動画編集は10分の動画でいくらかかりますか?
10分の動画編集の費用相場は5万円から30万円と幅広いです。
編集の複雑さや追加するエフェクト、アニメーションによって価格が変動します。
特に高度な編集や特殊なエフェクトを加える場合は、30万円から50万円程度まで上昇する可能性があるでしょう。
編集費用は動画の長さだけでなく、使用する技術や演出の複雑さによって大きく変わるため、具体的な要望に応じて見積もりを取ることが重要です。
30秒の動画を作るのにいくらかかりますか?
30秒の動画制作費用は、1万円から50万円ほどと幅広いです。
静止画やスライドを組み合わせた簡単な動画は1万円から5万円程度で制作可能ですが、撮影した映像にテロップや簡単な演出を加える場合は5万円から10万円、
スライドの動き方のこだわりやオリジナリティーあるものにするにはデザインも絡んできます。
複数台のカメラを使用した高品質な動画は15万円から50万円程度になります。
主にSNS広告やTikTok、Instagramなどで使用される短い動画の制作費は、演出や撮影の複雑さによって大きく変わるでしょう。
動画制作は会社と個人(フリーランス)どちらに依頼すべきですか?
動画制作の依頼先選びは、目的や予算によって異なります。
ビジネスシーンで使用する企業紹介や商品紹介動画は、クオリティを重視して制作会社に依頼することをおすすめします。
一方、社内用マニュアルや趣味の動画など、クオリティよりもコストを抑えたい場合は個人(フリーランス)に依頼するのが良いでしょう。
制作会社と個人では費用に大きな差がありますが、依頼先を選ぶ際は、過去の実績や目的に合った品質を慎重に検討することが重要です。
動画制作の依頼はコツを押さえて失敗を防ごう
動画制作の成功には、事前の綿密な準備が不可欠です。
まず、動画の目的とターゲットを明確にし、伝えたいメッセージを整理しましょう。
PREP法(要点→理由→具体例→要点)を活用すると、効果的な構成を作れます。
素材の品質にもこだわり、画質や音質を重視することで視聴者の興味を維持できるでしょう。
また、動画制作は単なる作業ではなく、ビジネス課題を解決する手段であることを忘れてはいけません。プロのクリエイターと相談しながら、最適な動画制作戦略を立てることが成功への近道となります。
動画制作の依頼を検討中の方は、AVII IMAGEWORKSにご相談ください。
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